FF11白魔とDQ10僧侶

先日、当ブログに……
6/26 プクリポファンさんからのコメント(記事はこちら)
ところで質問があるのですが、FF11ではれあさんと同じ白魔をメインにして回復系のジョブが好きなのでもしドラクエをするなら同じようなジョブをやってみたいのですがどうでしょうか。
といったご質問をいただきました。

ドラクエ10でのヒーラーの代表格といえば僧侶ですが、
それとFF11の白魔との操作感などの違いについてのご質問と解釈し、
この記事でお答えさせていただきたいと思います。
(回答が当初の予定よりかなり遅くなってしまいました。ごめんなさい!)

質問者の方がFF11プレイヤーさんなので
DQ10の僧侶に関しては説明を多めにいれています。

まず、FF11の白魔はそれなりに長く触っているつもりですが、
最新のコンテンツやエンドコンテンツなどでの経験はほとんどありません。
また、DQ10の僧侶はまだ一年も触っていませんので、
ベテランの方との考え方が少し違うかもしれません。
従って、少し偏りのある意見かもしれませんが、
あくまでも私個人が考える違いや印象なので、その点をあらかじめご了承くださいね。

以下、
FF11は2017年6月末現在の状況、DQ10はパッチ3.5前期までの状況です。
白魔→FF11のこと
僧侶→DQ10のこと という前提で書いています。

■ 基本スタイルは変わらない

FF11の白魔もDQ10の僧侶も基本的な動きに大きな違いはありません。
パーティを後ろから回復するという行動を中心に、
状態異常の回復、蘇生などを一手に引き受けながら
戦線を維持するという点においては変わりません。
特に意識せず、ヒーラーとして普通に育てていると、
だいたい火力が乏しいはずですし、
バトルにおいてヒーラーの攻撃が重視されることもありません。
素早く的確な回復とその判断が重視されます。

基本は同じだけど比べてみると結構違いがありました

■ 白魔と僧侶との育ち方の違い

白魔は育てていくと自分のジョブに必要な
アビリティなどを覚えていくという分かりやすい仕様になっています。
(魔法やWSなどはスクロールが必要だったり、スキル上げが必要だったりしますが)

プレイヤーの独自性が出てくるのは、「テンプレ」とされる振り方はあるものの、
メリポが開放されてからとなります。
またジョブポイントは道のりも長い為、どの項目から伸ばしていくかによって
プレイヤーによってはかなり差が出てくるのではないでしょうか。
それ以外だとやはり装備による個性は結構あると思います。

僧侶は最初からメリポモードで育成していくイメージです。
僧侶独自の「しんこう心」をはじめ、
スティック(≒片手棍)、棍(≠両手棍)、ヤリ、盾というスキルが存在し、
レベルアップ時にもらえるスキルポイントをそれらに割り振っていくことになります。

全ての項目を1ジョブだけでMAXにすることは出来ない為、
どれを選ぶかは自分次第。
集めたスキルポイントはジョブごとに固有で且つ上限があるものの、
一部の特性や覚えたスキルについては他ジョブにも反映される為、
「他ジョブで盾スキルは覚えるから、僧侶では盾には振らない」
といった選択が出来たりします。

比較的シンプルな育成手順のFF11。
最初からテンプレを探しにいきたくなるDQ10って感じでしょうか。
他職のレベルアップがその時選んでいるジョブのステータスの底上げに
繋がっているので、たとえ僧侶でしか遊ばない場合でも、
色んなジョブを上げれば上げるほど自キャラとしては強化されていきます。

特に武器スキルについては僧侶はそれほどでもありませんが、
他ジョブだとどのスキルから上げようか結構迷う人もいると思います。

ドラクエ10の僧侶

■ 魔法

白魔
バニシュ、ホーリーといったいくつかの攻撃魔法が存在していますが、
決して強いとは言いがたいです。
MP消費とその効果とのバランスがあまりよくはありません。
なので、魔法をメインに攻撃していくよりは、
物理攻撃とのコンビネーションで使うことが多いと思います。

僧侶
「ザキ」(成功率がかなり低いがボス以外であれば即死させることが出来る)のみです。
従って、僧侶は魔法に関してみると攻撃手段を持たないのと同様です。

両手棍の白魔

■ 武器

白魔
両手棍や片手棍を使用しますが、特別な拘りがない限り、
「武器」として使用するよりも、
ステータスを伸ばす為の装備品としてチョイスが優先です。
ケアル回復量アップなどはその代表的な効果ですね。

強力なWSも用意されていますが、
通常のパーティでは頻繁に活用されることはありません。
一方ソロ行動時にはこのWSがかなり強力な武器となるため、
パーティでの行動用とは別に殴り用の武器も持っているという人は多いと思います。

僧侶
覚えられる武器系統はスティック、棍、ヤリとありますが、
僧侶で覚えるべきと認識されているのは「スティック」です。
このスティックですが、攻撃能力という点では期待はできません。
スティックで覚えられる特技もほぼ支援効果に特化しています。

ですが、ヤリや棍は攻撃力のある技も覚えられますので、
必要に応じてスキルの振りなおしをしたり、
他ジョブでヤリや棍の技を覚えたうえで武器を持ち替えて対処します。

平均的な白魔(片手棍or両手棍)と平均的な僧侶(スティック)だと、
サポートキャラなどを使わないソロ活動で軍配があがるのは白魔
他ジョブの育成も済ませ、スキルを網羅したキャラであれば僧侶といった感じです。

大きな違いは状態異常に対する考え方

■ 回復について

少し大げさな表現になりますが、
FF11における白魔は回復全般において責任をもつ立場になります。
HPが減った状態に対する回復はもちろんのこと、
状態異常の回復、戦闘不能者に対する蘇生、
さらには事前の軽減措置などがそれにあたります。

DQ10でも基本的にそれは同じなのですが、
大きな違いは状態異常に対する考え方です。

白魔はパーティメンバーが状態異常になることが「当たり前」として考え、
それに対する措置を常に意識していると思います。
(最近は前衛に薬品を用意してもらうケースも多いとは思いますが、
基本的な姿勢としてという意味でね)

一方、僧侶は状態異常に関しては、
パーティメンバーの装備に依存している部分があります。
自身も含め、パーティメンバーの装備に耐性(毒耐性、麻痺耐性など)が
ついていることが多く、人によっては
避けられないものを除いて100%状態異常にならないというケースがあります。

この傾向はDQ10のバトルコンテンツや敵の挙動とFF11のそれらとの違いも
影響しているのですが、その点については今回は割愛します。
高難度のコンテンツに参加している人ほど、
耐性装備に気を配っていることが多い傾向があり、
その分、HPの回復やその他の仕事をしやすいというのがDQ10の僧侶です。

ただし、これはあくまでもプレイヤーそれぞれが自分で判断して
用意しているものであり、強制されているものではありません。
なので、状態異常になることもちゃんと考えておく必要はあります。


■ UIの差によるスピード感の違い

よく使う魔法に関してはマクロ化したり、辞書登録したりして
即座に対応できる白魔に対して、
僧侶はコマンド選択方式のため、どうしても反応が遅くなりがちです。

なので、魔法の表示順などのカスタマイズがFF11以上に大切なのですが、
慣れるまでは非常にじれったく感じると思います。

慣れればそれほどでもないのですが
↑ドラクエ10のコマンド選択。
実際には4ページまで魔法が埋まっており、ページ間を行き来する必要がある。

1ページ目によく使う魔法を集めて……というのが基本になりますが、
最後に使ったページが記憶されてしまい、そこで固定されるので、
一度ページをうつると、一番よく使う1ページに戻るための操作をしなくては
ならないという不便さがあります。
いわゆる「カーソルを記憶しない」というオプションがあればいいのですが、
それがありませんので、この点に関しては選択の余地がありません。

つまり、白魔だと簡単に出来る
ケアルをかけてすぐにパラナといった操作も、
DQ10ではホイミをかけてキアリクのあるページまで移動してキアリクをかける。
次にホイミをかけたいときはキアリクのページからホイミのページに戻る
といった手間がかかってしまうのです。

FF11のプレイヤーがマクロを工夫し、
素早く行動をすることを研究してきたのと同様に、
DQ10では特技や魔法の配置を工夫して素早く行動できるように考えます。

FF11の白魔をやってきた私にとっては未だにこの煩わしさは気になるところです。
ただ、マクロなどに頼らないこのUIのおかげで、
DQ10がオンラインゲーム初心者などにとって、
オンラインゲーム特有のとっつきにくさを感じにくくなっている部分であるともいえます。

FF11では前衛さんがしっかりキープ

■ その他のこと

FF11のパーティでは、
前衛がしっかりとターゲットをキープしてくれている状態が多いため、
白魔はあまり被弾を意識せず、
回復に専念できることが多いです。
また魔法の届く距離もかなりあるため、通常であれば攻撃に巻き込まれにくいです。

DQ10では、敵のターゲットがころころと切り替わることが多いです。
そのため、前衛以外が攻撃を受けるケースが頻繁にあります。
攻撃をさせないために前衛やターゲットになっていない人で
敵を押し返しすことで被弾を免れることもありますが、
敵の攻撃に巻き込まれるケースはFF11よりは圧倒的に多いです。
また、状況によって僧侶は敵を押し返す要員になったりすることがあります。

DQ10では魔法や特技の届く距離が、
FF11での経験に比べると非常に短いのも特徴です。

届かない距離であっても、
白魔は自分の位置はそのままで魔法が発動しないだけですが、
僧侶の魔法は発動できる位置まで動いてから発動するというルーチンのため、
進行上に敵がいたり障害物があると、それに引っかかってしまい
いつまで経っても魔法が使えずただ走っているということがあります。
なので、自分で行動をキャンセルしてからあらためて
行動するといったひと手間がかかります。

実は物理も結構強い白魔です

■ 最後に

細かいところを見ればまだこんな違いがあるとか、役割があるなど
色々あるかもしれませんが、ざっくりとした大きな違いはこういったところになります。

個人的には、
FF11の方が「回復のスペシャリスト」的な動きがしやすいかなと私は思います。
職人技のような働きをしたいならFF11かなぁ。
一方で、サポートジョブというシステムがあるため、
他職でもまかなえる仕事が多いジョブでもあります。

僧侶もちゃんと「回復のスペシャリスト」ではあるのですが、
FF11のそれとは少し違う印象を受けています。
現状としては、攻撃力が非常に高いDQ10のモンスター(ボスクラスなど)を相手する際に、
ヒール能力で分のある僧侶が、回復役ができる職業の中ではややリードしています。
なによりFF11からきた人にとっては
(というより、オンラインゲーム慣れしている人であればあるほど)、
独特のUIに慣れることが最初のハードルになるかもしれません。


こうして細かく見ていくとかなりの違いがあるのですが、
冒頭にも書きましたとおり、基本のスタンスはどちらも変わらず、
「ヒーラー」としての面白さも機能していると私は思います。
いずれもパーティの中でこそ生きるジョブであることにかわりありません。

FF11ではフェイス、DQ10ではサポート仲間という
強力なお手伝い機能があって、ソロでも行動は楽になっていますが、
やはり白魔僧侶を一番楽しく活用できるのは、
中身のいるプレイヤーと共に冒険できるときが一番だと私は思っています。

  
コメント

わああああ!こたえてくださってありがとうございます。
なんか質問が漠然としててすみませんでした><
質問コメをしたあともドラクエのプレイを迷っていたんですがまずは体験版からプレイしてみようと思っています。
白と僧の気になっていたところ(前にれあさんが軽くブログに書かれていたところとか)も触れてくださっていたのですごく分かりやすかったです。
UIがかなり違うので少し不安ですが、FF11はパッドでやってたのでマクロを選択する感覚と変わらないかもなぁと考えてチャレンジしてみたいと思ってます。
状態異常を素早く回復してドヤーってするFF11の白が好きだったので、その機会が減るのかなぁと思いますが、また他の役割もあるみたいですし新しいゲームというだけでワクワクするので僧侶もがんばってやろうと思います。
僧侶に対する心構えもこれでばっちりです。お返事くださりありがとうございました!!
プクリポファン│URL│07/05 12:29│編集

■ プクリポファンさん
こんばんは。回答が遅くなってしまってすみませんでした。
日にちが経ってしまっていたので、見ていただけるか少し不安だったのですが、
読んでいただけたみたいで良かったです。

まずは体験版からということのようですので、じっくり遊んでみてくださいね。
UIの件については、私はキーボードのみで操作しているので、
それとパッド操作のDQ10を較べてしまっていたのですが、
FF11もパッド、DQ10もパッドでプレイしているフレンドが、
パッドでやってきた人なら割と違和感なく操作できると思うと話していました。

> 状態異常を素早く回復してドヤーってするFF11の白が好きだった
わかります、わかります。
DQ10の場合はレベルが上がるほどに状態異常に対して装備を前提として
行動する人も少々増えて対応が遅れる場合もあるので、
逆にかかってしまったときに素早く治してあげるとドヤーって出来ると思いますw
どちらのヒーラーもそれぞれの良さがありますので、是非色々楽しんでください。
れあ│URL│07/05 19:32│編集
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