彼は何を責めているのか

レベル47あたりからじっくりと収穫物の成果によって経験値を稼いできた採掘師と園芸師。
そのうちの採掘師がレベル50になりました。

ギャザラー(クラフター)のクエストは「○○を持って来い」というものばかりのせいか、
どうしても印象が薄くなりがちです。
さらに、マーケットで購入してからの納品というのも可能なので、
急ぎの時などは助かる一方で達成感にはほど遠いこともあります。

採掘師や園芸師は指定素材を集めるのが釣りの時よりはずっと楽だったこともあって、
ここまですべて手作業でモノを集めてきていますが、
最後のクエストは何があっても自分で収穫(クラフターなら製作)をして納品しようと考えていました。

で、クエストを受けてみると……「闇鉄鉱3個」。

ついに「未知」系の素材が指定されました。
「闇鉄鉱」は「トゥルー・オブ・ミネラル」というスキルの発動時にのみ、
クルザスにてエオルゼア時間1:00から発見出来る未知のポイントで採掘できる特別な素材です。

と、色々と書きましたが、つい最近これを掘ってリテイナーに預けちゃってたんです。
というわけで、採掘師クエスト50終了。

園芸師も同じパターンでしょうから、きっと同様にリテイナーがキープしている事でしょう。

達成感はどこー!?

採掘士レベル50になりました
↑ 頭のランプも光るよ

まぁ、気をとりなおしてっと。

レベル50になったこともあり、ギャザラー汎用装備から専用装備一式へ。
よく知られた話ですが、採掘師の装備はこのようにランプが光ったりします。
ヘルメットのランプについては、
頭装備の開閉によってランプが光ったり、消えたり……といった具合です。
なので、あえて夜間に撮影してみました。

さて、このあとのSS以下はクエストの内容に関わる事に触れています。
ストーリーに関わる部分にも触れているのでご注意を。

ハンマーとの一体型

採掘師のクエストは主にマスターである「アダルベルタ」と、
かつては彼女のライバルであったアマジナ鉱山社の副社長である「ディープ・キャニオン」との
確執が話の根底に流れています。

そのスタートはなんとレベル15「朱色の岩が導く因縁」から。結構初期から絡んでいるんですね。
この時点ではただのちょっと嫌味な人程度だったディープ・キャニオンですが、ここが初出です。

そして、再会するのがレベル30「荒らし呼ぶ流紋のきらめき」。
飛竜黒曜石HQを要求されるこのクエストで、ディープ・キャニオンの息子である
「ワイド・ガリー」が冒険者のライバルとして登場します。
このことが、かつてのアダルベルタとディープとのライバル構造を暗に示していました。

ワイド・ガリーに関しては典型的な尊大で傲慢なライバルキャラとして描かれつつも、
どこか公平さのようなものを重んじるというか、
ただの偉そうなキャラではないことが、
このクエストや、この次のレベル35「誠実さは身を助ける」でも表現されていました。

冒険者の掘ってきたアメジスト原石を見つめながら宝石が示す象徴を語る彼は、
冒険者の実力に関しても「敬意を表する」と言います。
そう言いながらも、まだ自身が上であることを認めさせようとするのです。

この勝負で「かつてない敗北感を感じた」というワイド・ガリーとの決着が着くのが
レベル40「玉石をわけた差」でした。
クルザスでジェードHQを掘ってくるというクエストなのですが……。

先の依頼で危険な場所でも勇気をもってアメジスト原石を掘ってきた冒険者を見て
ワイド・ガリーが真の採掘師に必要なものは「命を懸けて採掘する覚悟」だと思った彼。
自身も命をかけて同じ依頼に挑むと言いきります。
当然、これは間違いであって、彼は勝負の舞台に立てないままに敗北します。

ここからいよいよラストに向けて、アダルベルタの話にさりげなく移行していきます。

「越えるべき壁と認識する存在に負けたとき、人はとても脆い」
「誰もが立ち上がれるほどタフではない」
「でも、彼がここで道を諦めるのはあまりにも惜しい」

今だから分かったことですが、これは、ワイド・ガリーに向けられただけでなく
アダルベルタのライバルであったあの人に対しても向けられていた言葉だったのですね。

一体どうなってしまうのか

レベル40「琥珀色の後悔」では、
復帰したワイド・ガリーが本人の許容以上の依頼を引き受けている件で
心配するアダルベルタの代理で理由を探るために彼のもとへ行く事になります。

彼は父ディープ・キャニオンによるアマジナ鉱山社での不正を知ってしまったのです。
ワイド・ガリーはその不正を糾すために、無茶な依頼を受けていたのでした。
ですが、本人の手に余る依頼によって、自分の実力では依頼に達成できないと悟ります。
悪評が広がるのは仕方ないが、依頼者に迷惑をかけたくない……。助けてもらえないかと。
ここでようやく、ワイド・ガリーは本来の採掘師としての本分に気がつくんですね。

依頼をされた「青金鉱」は金と銀が入り混じった純粋な金でもなく、銀でもない存在。
ですが、この鉱石でないと作れないものもある。
自身の評判は粉飾された上っ面だけのものだったと言う彼。
ですが、この青金鉱のような存在になりたいと彼は言うのです。

当然ですが、彼の実力はアダルベルタが認めているところからも本物です。
でも、偽の評価が上塗りされたことで、その本物の部分さえも濁ってしまう。
偽だと分かった途端、周りの評価は変わりがちです。
なによりも自分自身すら信じられなくなってしまいます。
だからこそ、彼は辛かったんじゃないかな。払拭したかったんでしょうね。

青金鉱でしか作れないもの = 自分にしか出来ないことをする……、それは。

レベル50「深淵に光差す日」。
ついに父親であるディープ・キャニオンの不正を告発することになったワイド・ガリー。
まさにワイド・ガリーにしか出来ない事を行いました。
その責任追及の査問会の時間が迫る中、
アダルベルタはディープから自分が恨まれていること知りながらも、彼を救いたいと考えます。

彼を救う手立てを探す中、ディープにある試練が課された事を知ります。
鉱山社にとってギルドとの信頼関係は重要。
信頼関係があるのなら「闇鉄鉱」をギルドに掘らせることは出来るはずだと。
当然信頼関係が失われた今となっては、ディープの為にその役割をするものは誰もいなくて……。
言い換えればそれがあればもしかしたらディープを救うことが出来るかもしれない。

冒険者は信頼の証としての「闇鉄鉱」を求めてクルザスへと向かいます。

そもそもの発端は、ギルドマスターの継承に関する争いから生まれたものでした。
ディープはアダルベルタが先代のギルドマスターと共謀して自身を追い落としたと思っていました。
そのための復讐が全ての目的。息子を採掘師ギルドに入れたこともすべてこの目的の為。
でも、アダルベルタはそれが誤解だと言います。

ディープが謀られたと思ったその日、
アダルベルタはディープの考える事と全く逆のことを伝えに
前ギルドマスターの元へと訪れていたのでした。
最後には息子からも諭される彼。

「やり直そう」
と息子とかつての後輩から手を差し出されたディープ・キャニオンはその後どうなったのか。

あとで話を聞きに行くと、
アダルベルタが密かに願っていた
もう一度ディープ・キャニオンのことを「先輩」と呼べるようになる日。
これはそう遠くなさそうでした。

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どうしてもギャザラーのクエストはアイテムの納品と絡めていく必要があって、
正直なところ最後のクエストは「無理やり持ってきたなぁ」と感じました。
ですが、途中の宝石の原石を取りにいったときなど、
どういった象徴としてエオルゼアで存在するのかといった話などは、
うまくその時のNPCたちの心境などともリンクされており、
HQである必要も含めて受け入れやすかったです。

また、レベル35あたりのクエストから語られる内容がぐっと増えて、
しっかり読んでいくと人の心やその強さ・弱さについて考えさせられる内容でした。
決して明るい話ではないですし、いわゆる「ほっこり系」のようなものではないのですが、
芯の通ったいい話だなと思いました。


そうそう、以前はどんなに親しくなっても、一連のクラスクエストを終えると
まるで知らない人のような対応になっていたNPCなんですが、
今はこんな風に歓待してくれるようになりました。

アダルベルタ
「○○じゃない!どうしたの、あたしに顔でも見せに来たの?」


さぁ、次は園芸師だ。

  
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