【前回までのアドゥリンM】
ハーサーカの鱗を取り戻し、ついに世界樹の若木を手に入れた冒険者たち。
世界樹を復活させる為には古い世界樹の根に接ぎ木をするのが良いと知る。
カミール山麓の奥地にある「リファーリア」という地で、ロスレーシャの助けを借り、
世界樹への接ぎ木をはじめようとしていた。

■ ロスレーシャ、再び
アシェラがハートウィング達に、世界樹の再生を見届けて欲しいと訴えていると、
やってきたのが、アドゥリンでは今どこにいるか分からないような状態のメルヴィアンでした。

メルヴィアンが登場!

軽妙な語り口で、
アシェラが金色の虎にまたがって走り抜けたので
幻でも見たかと思い、追いかけてきたと言いました。

「どうして、カミールに……?」

問いかけるアシェラに、彼は一冊の本がきっかけとなって、
失われた歴史の探求に夢中になっていたと答えました。

財務大臣であるメルヴィアンがお供も付けず、ウルブカの奥地までやってきたことに、
豪放磊落(ごうほうらいらく)なモリマーはその気概を気に入った様子。
これから世界樹の接ぎ木をするということを知ると、
同席をしたいという彼を受け入れました。

これから接ぎ木の儀式が始まる

その時、準備を終えたロスレーシャが大事そうに若木を抱えて戻ってきました。
ロスレーシャが自ら若木を抱えて、世界樹と一つになることを一行に告げました。

ロスレーシャ
「元より分かたれた存在、本来の在るべき場所へ、姿へと戻るだけ……
そう、なにも変わらないのです。
人の子らよ、見届けてください。我らが母なる大樹の再生を……。」


目の前にはモリマー曰く「随分ちちんじまった」世界樹がありました。
いよいよ接ぎ木です。
ロスレーシャがその元へとゆっくりと近づいていきます。
静かに、厳かに。

後ろから狙う銃口にも気がつかずに。

いえ、正確には離れた場所で待機していた金色の虎だけは何かの異変に気がついたのです。
最初に撃たれたのはモリマーでした。
不意を突かれたモリマーはその場に倒れてしまいます。

銃を向けるメルヴィアン

続く三発の銃声は、
世界樹の元に若木を届けようとしていた、ロスレーシャとそのお付きの二体のリフキンに。

さらに一発。
その凶弾は冒険者に。大きく後ろに跳んで泉に落ちてゆく冒険者。

「アドゥリンの血筋には、ここで途絶えてもらおう。」
アシェラに向けられる銃口。
発砲された瞬間、アシェラをかばうように飛び出したのは、
まだ人間たちを信用しきってはいなかったはずのハートウィングの一体でした。

ですが、アシェラの窮地はまだ変わりません。
その時でした、リファーリアの入り口付近にいたと思われる金色の虎が
ようやくみんなの元にたどり着いたのです。
虎はメルヴィアンに襲い掛かりますが、わずかな差でそれを避けられます。
今、まともに戦えるのはこの虎「ダラクァルン」だけです。
果敢に攻めるものの、決め手に欠けて、メルヴィアンの足に踏みつけにされる状況に。

「獣風情が調子に乗るな……。」

ダラクァルンに銃口を向けるメルヴィアン。
観念したかのように目を閉じるダラクァルン。

その瞬間、一閃の風がメルヴィアンを捕らえ、吹き飛ばしていきました。
そこにいたのは肩で息を切らしているモリマーでした。

「普通の人間だったら、死んでたとこだぜ……!」

メルヴィアンに何が起こったのかまだ理解できない状態のモリマー。
メルヴィアンはすでに死んでいました。

そして、冒険者もまた無事でした。
ケガがないかたずねるモリマーに、冒険者は大丈夫だと答えます。
(ここの冒険者の選択肢によって答える内容が違います。)

モリマーはメルヴィアンの凶行の理由が聞き出せなくなってしまったことを
問題視していましたが、ロスレーシャとアシェラのことが気がかりです。

ハートウィングが盾にアシェラは自分の盾になってくれたハートウィングを抱いたままでした。
残ったハートウィングたちに
「ニンゲン ナンカ マモルカラ……!」
「オマエ ナンカ キライダー!」

と言われて、本当に辛そうに肩を震わせています。

アシェラのそばに行く冒険者とモリマー。
どうやらロスレーシャもなんとか無事だったみたいです。

アシェラ
「いつまでも悲しんでは、いられ、ませ……。」


そう言いながらもポロポロと流れてしまう涙。
人間を嫌っていたと思ったのに、アシェラを守った一体のハートウィング。
ついに光となって森に還っていきました。

モリマー
「せめて、いまは思いっきり泣いてやんな。
散ったやつらのためにも ワシらは、いまやれることをやり遂げようや。」


堰を切ったように泣き出すアシェラ。

世界樹の接ぎ木はとりあえず成功

ロスレーシャは再び若木を携えて世界樹の元に向かいます。
そして、融合。
メルヴィアンのことがあったけれども、ようやく接ぎ木は成功しました。

モリマーはメルヴィアンの死を報告しておいてくれと頼みます。
メルヴィアンのアドゥリン国内での働きは凄まじいものでしたから、
死の報告によって国政が荒れるかもしれません。
それでも、ユグナスが名目上「病で寝込んでいる」ことになっていて、
さらにメルヴィアンが失踪ということで「オーグストの呪い」となって
ごたつくよりはマシだという判断でした。

確かに人は「目に見えないものや、分からないもの」は恐れる傾向がありますからね。
そのことはかつてモリマー自身が話してくれました。
肝心のメルヴィアンについては、モリマーがうまくやってくれるそうで……。

冒険者もアシェラを励まして、一度アドゥリンへと帰ることにしました。


■ 暁の光は東より来たる
アドゥリンに戻ったアシェラは早速メルヴィアンの死を知らせました。
この報告には冒険者も最後まで付き添っていたみたい。
やはり動揺が走ったものの、とりあえずの収拾はついた様子。

アシェラは冒険者にこれまで以上に深い信頼と親愛を持ってくれたみたいでした。
ユグナスとアシェラからせめてもの御礼ということで
アドゥリン家に古くから伝わる品を贈られました。

ナラワシ

冒険者の重荷になってはならないと自制しながらも、
アドゥリンの民もがんばるから、これからも力を貸して欲しいと冒険者に話すアシェラ。

どんな嵐の夜もつらぬき 輝くひとつの星がある
どんな獣の叫びにも消されず 流れるひとつの歌がある
知恵と勇気と信念をたずさえた誇り高き者たちが
遥か彼方より来たりて 我らの力となるだろう……


アシェラ
「希望を捨てるな、と。この歌がそう言ってくれる気がして……。」

(「世界樹の若木」より)



「ロスレーシャ、再び」は本当に濃密な内容でした。
メルヴィアンが登場したと思ったら意外にあっさり退場なのですが、
この一番最後にメルヴィアンの死体が表示されるんです。
で、その死体からは瘴気のようなものが漂っています。
このあとまた登場するんでしょうね。

さて、もう一つはっきりしたのが、やはりモリマーはある種の人外な存在、
もしくはそういった特殊な力に守られている存在だということですね。
彼流にいうと「普通の人間じゃねえ」って感じでしょうか。

メルヴィアンがやってきたときに、森が怖くなかったのかとか聞いていたところから
受け入れつつも警戒しているのかなと思っていたのですが、
モリマーのそもそもの人柄の良さがあだになってしまったという感じなのかな。
画面の外の私からしてみれば、
このタイミングでくるなんて絶対怪しい!って思ってしまうから。

それと今回はちょっと辛い選択肢がありました。
ハートウィングが盾となってアシェラを守った所ですね。
ハートウィングを抱きかかえるアシェラに声をかけるシーンで出てくるのですが、
普通なら声をかけられなくて見守るだけになってしまう人多いと思うんです。
私もどう声をかけて良いか分からず、選択肢を表示させたまま悩んでしまいました。
プレイヤー自身をも悩ませる、考えさせる選択。
この選択肢があることで、プレイヤーがよりアシェラの心に近づけるんですよね。

この先、アシェラを取り巻く人たちが、色んな思惑をもっていそうなので、
「ウルブカの危機」であるという状況をいかに把握しているのかが心配です。
もちろん、アシェラ自身のことも心配です。
アシェラは確かに行動的でしっかりしているけれど、
それでもスイーツが大好きな18歳の少女なのだから。


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