【前回までのアドゥリンM】
メルヴィアンの凶行で世界樹の接ぎ木の儀式は、一時中断されてしまった。
しかし、犠牲を出しながらも、なんとか接ぎ木をすることには成功した冒険者たち。
結局、メルヴィアンの死亡により、凶行の理由は分からないまま。
ひとまずアドゥリンに戻り、十二名家の当主たちにメルヴィアンの死を伝えることにした。
アシェラはその務めを終えると、冒険者に親愛の情を込めて
アドゥリン家に伝わる品物を贈るのだった。

フレミラなりに心配している

■ 陰謀の疑惑
メルヴィアンの死を十二名家(*1)の当主たちに伝えたあと、
アシェラの元気がないと心配するメイドのフレミラが、
何があったのか教えて欲しいと冒険者に詰め寄ってきました。

報告のときの様子を話し始めた冒険者。
そこには、メルヴィアンの死によって混乱する他家の様子と、
それぞれの立場から好き勝手なことを言う当主達の姿が映し出されていました。

どこか不安げなアシェラ

開拓推進派と、反対派という対立軸だけではなく、
同じ派閥の中でもより中立であろうとする者との対立。
なかなかまとまらない十二家の様子を冒険者から聞いたフレミラは、
なんとかしてアシェラを元気付けたいと考え、
アシェラが自ら苗木を取ってきて、栽培を振興している「アドゥリントマト」を
取ってきて欲しいと冒険者に依頼しました。

早速トマトを取りに向かった冒険者でしたが、
「持ってきて」と依頼してきたはずのフレミラが、
アシェラの言伝を持ってあとを追いかけてきました。
なにやら冒険者に一緒に聞いて欲しい話があるから来て欲しいとのこと。
トマトのことはフレミラにまかせて、早速アシェラの元へと向かいました。


■ 墓所の秘密
最近はさらにひどくなってきたウルブカの地震騒ぎ。
先ごろの地震で地下水路があちこち壊れてしまい、風水士を擁する草騎士家では
「水の流れが変わった」と騒動になっていました。
より詳しい事情を説明するために、草騎士家の当主イキがやってくるのだとか。
その話を他の当主たちと共に冒険者も聞いて欲しいというのがアシェラの頼みでした。

イキ・アスカモット

イキ・アスカモット
「よくない知らせ。……水路が壊れた。」


ぽつり、ぽつりとどこか抽象的なニュアンスで話すイキに苛立つ者もいる中、
蝶騎士家のイルドベールが彼女の言いたいことを察して聞きました。

イルドベール
「まさか……イキ殿。風水の術が破れた、と。」


アシェラはどういう意味なのか分からない様子で二人を見つめると、
イルドベールが当主でなければ知りえなかった地下水路の秘密を話し始めました。

皆が知っているのは地下水路は初代アドゥリン王の墓所でもあるということです。
ですが、地下水路にはそれだけではなく、
風水術を利用した巨大な封印の施設でもあるということでした。

一体何を封印しているのか……それは初代アドゥリン王の魂でした。

かつて、ウルブカの開拓を大々的に進めていた頃、
初代アドゥリン王の亡霊が、当時の当主たちの夢枕に立ち、
開拓をやめるように警告をするという事件がありました。
時をおかずして流行病が発生し、それが「初代王の呪い」だとされ、
目に見えぬモノへの恐怖心から、初代王の魂ごと封印した退魔の結界を張ったのでした。

巨大な封印装置でもあった

結界は王の魂を封じ込める意図だけでなく、
外から入ってくる邪悪をも退ける意味もあったのです。
そして、その結界が壊れてしまっていると。
ですが、それが意味することをまだちゃんと理解できていないものもいました。

イキはもっと良く分かるように「壊れた」という表現ではなく、言い換えました。

「地下水路に施されたそもそもの術とは別の術に書き換えられている」と。

詳しく調べるには現地に行かないと無理だということで、
冒険者に白羽の矢が立ちました。

地下水路に調査にいった冒険者は、いくつかの手がかりから
どうやら水路は「爆破された」らしいということが分かったのでした。


■ 緊急十二家会
地下水路の異変について「爆破されたようだ」という報告をする冒険者。
異変のあった場所について説明をすると、
イキがその状況から最悪の結論を導きだしてしまいました。

つまり、現在の地下水路は「退魔の術」ではなく、
「召魔の術」が施されてしまっていると。
そして、その効果は徐々にではあるが発揮されつつあるということでした。

このことを伝え、まとめるにはアドゥリン家、現時点ではアシェラが適任であるとイキは言いました。
意を決したアシェラは緊急十二家会を開くことを決めたのでした。

アシェラ
「大切な話があるのです。アドゥリンの未来に関わる話です。」


十二家会はどうなるのか。
そして、アドゥリンにかけられてしまった召魔の術は
この都市にどんな影響を起こすのか……。
続きはまた今度。


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十二名家については下記に簡単に説明を加えました。
人物などについては、今後ミッションの記事で紹介出来るのではないかと思います。

さて、今回はアシェラがアドゥリン同盟盟主としての役割を、
ユグナスの代理ではあるものの果たそうと懸命に頑張っているのが伝わります。

中でも十二家当主のイキと交流が持てるようになったのは良いことだと思いました。
急に仲が良くなったことを疑問視する声もありますが、
私はこれをイキが「風水士」だったからこそ、
ここでアシェラと親しくなっていったのだと考えています。

アシェラは会話の中で、口では伝えきれないものを伝えるために、
イキだけはリファーリアまで連れて行ってその様子を見てもらいました。
これ以降、イキが声をかけてくれるようになったと語っているシーンがあります。

自然と対話する「風水士」だからこそ、
イキはアシェラが進めていた「世界樹の復活」をきちんと把握することが出来た。
おそらくですが、風水的にもその場が「良い場所」だと理解してもらえたのではないかと。
結果的にアシェラがウルブカにとって大きなことを成し遂げたということも理解し、
認められるようになれたんじゃないかなーと想像しています。

あと、地下水路は初代王の墳墓というだけでなくて、
その魂をも封じ込めるように出来ていたというのを聞いて、
単純にオーグスト王気の毒に……って感じました。
ちょっと脅かして開拓をやめさせようとした小細工(笑)が、
こんなところで影響してしまっていたなんて。

それにしても、前回「ウルブカの危機であることをどれだけ認識できているのか」と
心配していたのですが、見事なほどに十二家はバラバラです。
この先も迷走する十二家が見えるようですね。


*1
アドゥリンは以下の十二名家(十二家)によって支えられています。
今後のために説明を……。

家の名前-現在の当主-アドゥリンでの立場

開拓推進派
アドゥリン家(燕騎士)…… ユグナス・S・アドゥリン/アドゥリン同盟盟主・総務大臣、外交担当
ウォルタリス家(葉騎士) …… メルヴィアン・ドゥ・マルクロワ/財務大臣
ゴーニー家(蛇騎士) …… チェイロマチェイロ/商務大臣
カリエイ家(猿騎士) …… レイ・ランガヴォ/パイオニアマイスター
テュランド家(蚊騎士) …… フラヴィリア/マッマーズマイスター
シュネデック家(鼠騎士) …… レジナルド/クーリエマイスター
オーヴェイル家(蜘騎士) …… アムチュチュ/インベンターマイスター

やや中立寄りの推進派
ハーバートン家(烏騎士) …… マルグレート/スカウトマイスター

開拓反対派
ウェーザースプーン家(蝶騎士) …… イルドベール/法務大臣
ジャニストン家(露騎士) …… スヴェンヤ/民務大臣
レナイェ家(草騎士) …… イキ・アスカモット/文務大臣
ヴォーケイン家(根騎士) …… グラッツィグ/ピースキーパーマイスター


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→ 話のつづき 疑心渦巻く当主たち

  
コメント

はじめまして。
14しかやったことないのですが、このシリーズ楽しみに読んでます。
自分でもやってみたいと思うのですが、今から11はさすがに無理があるのでお願いなんですが。
この形式でここまでのストーリーも書いてもらえませんか。
14の話もこの形で読んでみたいです。ジョブクエの話とか面白かったです。
ロイド│URL│09/24 08:58│編集

■ ロイドさん
初めまして!励みになるコメントありがとうございます。
FF14メインの方にも読んでいただけた事もとても嬉しく思っています。

ストーリーをこの形式で……という件については、
FF14に関しては私自身が蒼天をまったく進めていなかったりするので、
少々厳しいかもしれません。
FF11のこれまでのお話についてまとめるのも、時間的に余裕がなく今は難しいかなぁと思います。

せっかくご要望いただきましたのにお応えできなくてごめんなさい。
でもそのように言っていただけてすごく嬉しかったです。ありがとうございました!
れあるー│URL│09/24 15:24│編集
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