【前回までのアドゥリンM】
アシェラは緊急十二家会においてアドゥリンに今起こっていることを説明する。
その過程で、死んだはずのメルヴィアンの関与まで疑われる事態となった。
そのとき、侍女フレミラの様子がおかしくなる。挑発的な態度をとり、そしてついに正体を現す。
いつからか、フレミラの中には不死君バラモアが入り込んでいたのだった。
バラモアはメルヴィアンを呼び出し、アシェラに対する疑心をしっかりと十二家に
植えつけた挙句、アドゥリンの街にも何か呪いのようなものをかけて立ち去っていった。

■ 悲劇のあと
十二家会での出来事にショックを受けたアシェラは、
部屋にこもってしまったらしく、とりあえず今はそっとしておこうということに。

城から去ろうとした冒険者のそばにユグナスがやって来て、
一度冒険者に託したアドゥリン家の宝が必要なので
持ってきて欲しいと伝えてきました。

イングリッドも本当は心配している

城から出ると、エクソシストのイングリッドがいました。
イングリッドはカミール山麓でアシェラの懐の大きさに触れた人物のひとり。
今回の事態について、素直に「心配」だとは言わないものの、
とてもアシェラを気遣っている様子です。

イングリッドはアシェラを支えるのは冒険者だと言いました。
アシェラはひとりではない、と心をつなぎとめてあげて欲しいと。
何か好きなものでも持っていってあげたらいいのでは?と冒険者にアドバイスします。


■ アシェラの好きなもの
ユグナスに言われた「アドゥリンの宝物」を城の門番に託したあと、
イングリッドの助言をもとにアシェラの好きなものを考える冒険者。
そういえば、以前にアシェラは図書館でお菓子の本を読んでいた気がします。
いえ、冒険者がやってくると、さっと後ろに隠すようにしていましたが、
間違いなく、その時に読んでいたのはお菓子の本でした。

お菓子の本を隠していた……!

早速図書館に出向き、本のことをたずねると、
司書がその時アシェラが読んでいたものをちゃんとおぼえていました。

ハッピー☆になるお菓子の本
かわいいものに敏感な女の子たちに大人気のレシピ本。
カラフルなお菓子がたくさん載っており、見ているだけでも楽しくなってくる。


その本を持って再びお城へ。


■ 姫の決意
アシェラの部屋に通された冒険者。元気のないアシェラに声をかけました。
これまで見たことのないほど悲痛な面持ちの彼女。
元気がないのは、会議であった出来事だけでなく、
その後の事態がさらに彼女を追い込んでいたのでした。

実は先日の十二家会が中断されたあと、
バラモアが宣言したとおり、
当主たちに近い人物が次々と倒れたという報告が城に寄せられていたのです。
その中には、冒険者がアドゥリンに最初に来たときに
アシェラと一緒に助けた少女ティアナも含まれていました。

最初に出会った少女ティアナ

アシェラの中の張り詰めていたものが今にも切れそうでした。
涙をこぼしながら、自分には耐えられないと言います。

もう耐えられない

自分は本当は弱かった。
森のことを分かった気になって思い上がっていた。
皆にもひどいことを言ってしまった。
陰でそう呼ばれていたように、周りに不幸を呼ぶ森に魅入られた魔女だ。
ハートウィングが守ってくれたけれど、自分にはそんな価値はなかった。

次から次に出てくるアシェラの抱えていたもの。

「あなたも、これ以上わたしと一緒にいたら……きっと、不幸になっちゃうよ。」

それを否定する冒険者ですが、彼女の心はすっかり沈んでいました。

アシェラはひとりじゃない。
アシェラと一緒にいるからといって<冒険者>は不幸になることなんてない。
人はみんな誰かを支え、支えられて生きているものだ。
それはアシェラ自身が言った言葉です。

アシェラ
「あなたは、そういってくれても……わたし……わたしは……。
いっそ、わたしなんか、いなくなってしまえばよかった……!」


……。
……。

それは違う!

え……?

冒険者はアシェラの頬を打っていました。
一瞬何がおこったか分からない表情を見せるアシェラ。
左頬を押さえながら、冒険者を見つめます。

痛かったよね。ごめんね。
二度と、そんな悲しいことを言わないで。

アシェラにはそんな冒険者の気持ちがしっかりと伝わったようでした。

今、メルヴィアンのこと、バラモアのこと、
真実の一番そばにいて動くことが出来るのは、アシェラと冒険者なのです。
ウルブカの大地、そしてアドゥリンの街を救える手立てを持つのは……。

少し落ち着いたアシェラは冒険者に倒れた人々のことを伝えました。
どうやら、スヴェンヤの話ではみな同じ症状で倒れ、原因不明であるということ。
決して死んではいない。ただ、魂だけが抜けてしまったような状態だということ。

「大切な人たちのために、わたし、前に進みます!
……一緒にきてくれますか?」


アシェラが戻ってきました。
そんな彼女に冒険者はご褒美を渡しました。

彼女の大好きなお菓子の本。

こんな事態になぜお菓子の本なんて……と怒りながらも、
気持ちのこもったその本を手に笑顔をみせ、そしてさっきまでとは違う涙を流すアシェラ。

ひとりじゃないことが伝わった

「わたし、もう迷いません……!」

アシェラの瞳には涙でなく光が宿りました。

そのやり取りを見て、ユグナスが冒険者にバラモアのいる場所……つまり
地下水路にある王墓を開くカギ「王墓の紋章」を渡しました。


■ バラモアのゲーム
地下水路にある初代王の墓所までたどり着いた一行。
内部に入るとバラモアが待っていました。

やってきたアシェラを見て、
アシェラはボロボロになっているはずだったのにと、
自分の描いていたシナリオと違うというバラモア。
しかし、それすらも楽しんでいる余裕の姿。

バラモアはアシェラたちにさらなる課題を与えました。
その課題の品物を持って、自分の元へ来いということでした。
地下水路のモンスターたちを倒して、その品物を手に入れた冒険者は、
バラモアの待つ場所へと出向きました。

バラモア
「さあ、遊ぼうか!楽しいお遊戯の時間だよ!」


バラモアの目的は一体

アシェラと共に戦う冒険者。
バラモアも手下を連れて戦います。
まるで操るかのように手下の後ろから攻撃をするバラモアに対し、
冒険者たちはまずは手下を倒しました。
そしてバラモアに攻撃開始。
バラモアの攻撃はそのキャラクター故なのかいやらしいものが多く、
範囲攻撃も多用してきました。

ですが、徐々に冒険者の攻撃がバラモアを追い込んでいきます。

バラモア
「え……?あれ、なに、ボクが負け……た?」


そういって崩れるバラモア。冒険者たちの勝利です。

■ トリックスター
負けたことを駄々っ子のように喚くバラモアでしたが、
自分の中にあるものにふと気がつきました。
バラモアの主……つまりハデスは彼を不死君として招き入れた際に
何かの力を施した……でもそれは「呪いそのもの」と言っていいもので、
それがバラモアの本来の力を邪魔していたというのです。

バラモアはさらに面白いことを思いついたといって、
自らの中から赤い封印のようなものを取り出しました。
そして、それをどこかに飛ばしてしまったのです。

これでバラモアは「自由の身」。
この言葉が意味するのはおそらくハデスの配下ではなくなったということ。

アシェラ
「あなたがかけた呪いを解きなさい」
バラモア
「解くなんて一言も約束してないよ?」


バラモアの言葉にカッとなるアシェラでしたが、すぐにバラモアは続けました。

「ふふふ、冗談だよ」

そしてバラモアがアシェラに教えた呪いを解く方法。
それは冥王ハデスを倒すこと。

ハデスは初代王でも倒せなかった存在。絶望的です。
ですが、ハデスを倒せさえすれば、アドゥリンの街を呪いから解放することが出来ます。
絶望と希望を行ったり来たりする様子を、バラモアは楽しんでいたのです。

ですが、今のアシェラはひとりではありません。

冒険者
「一緒にハデスを倒そう!」


アシェラはその声にしっかりと応えるのでした。


■ さらなる加護
城に戻ったアシェラが、
一度ユグナスに渡したアドゥリン家の宝「ナラワシネックレス」に
新たな力が込められたとして冒険者に改めて渡してくれました。

そして、一方のメルヴィアン……いえ、今ではハデスとなってしまった者は、
闇のもやに包まれた場所でいったい何を思うのでしょうか。

ハデスはすべてを「救済」しようとしていた


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「ヒロインしてるねー」とアシェラのことを評したフレンド。
本当にそう思いました。
落ち込んでからの思考のぐるぐる具合なんかも実に女の子らしいと思いました。

微妙な表情の変化がすごく良かったです。
辛い涙→驚き→きりっとする→嬉し泣き
このあたりの流れは気合入ってますね。

バラモアは本当に何を考えているのか分からなくて、
色々起こる出来事を楽しんでいるだけ、もしくは、
自分が面白いと思ったことだけを実行する快楽主義のようにも見えてきます。
見た目がピエロ(クラウン)のようにも見えるのですが、
実際、戯曲などで使われるような言い回しを多く使っています。

なお、戦闘の絡む「バラモアのゲーム」では、
戦黒白+戦さんの二垢の赤とNPCアシェラで攻略。
フェイスはなし。
範囲ダメージと状態異常のばらまきがいやな感じではあるのですが、
近接が戦士さんだけということで余裕を持って対応することが出来たと思います。
バイオがそこそこ削られるようなので、
火力で押し切る構成でない限りは放置しないほうがいいかも。
まぁ、フェイスがいればすぐに治してくれるとは思いますが。

前衛さんとしては、「ステージセット」のアムネジアがいらいらさせられる所かもしれません。
寝かせることも出来るそうですが、さすがに今の状態ですと、
そこまで対策をとらなくても大丈夫なようですね。

ハデス戦に向けて決意を固めたアシェラとは、
ハデスの元に行くための方策を考えなければなりませんね。


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