【前回までのアドゥリンM】
ヒトの姿を捨てたハデスを見て、愕然として動けなくなってしまっていたアシェラ。
ハデスの攻撃がアシェラと冒険者に向かおうとしていたその時、
目の前に現れたのはハーサーカとテオドールだった。
テオドールはかつての主に対して最後の説得を試みたが、
既にヒトではなくなっていたハデスにその思いは通じることはなかった。

■ 神の化身
最後の戦い……テオドールはそう言いました。

かつては従者だった

ハデスもかつては人でした。
野心あふれる、それでいて魅力的な人物だったのでしょう。
そのカリスマ性は多くの人を引き寄せました。
恐らくは、その集う人々を救おう、導こうとして、
今度は彼自身が闇に囚われてしまいました。

ハデス
「知っているかい?人は死に、肉体が失われたとしても、魂は不滅なんだ。」

── 「天守へ至る鍵」より

その魂は、新たな器を得て生まれ変わる。かつて生きた記憶は忘却されたままに。
終わることのないその循環は、ハデスにしてみれば「意味のないこと」でした。

冥王の呪縛。

かつてテオドールはそう言いました。
その呪縛から断ち切って欲しいと。

左にはアシェラ。右にはテオドール。
冒険者も覚悟を決めて、ハデスに戦いを挑みました。

ハデス
『 謳エ 歓喜セヨ 在ルベキ姿ヘノ回帰ヲ 』


もはやハデスの体力をうかがい知ることも出来ず、
冒険者はいつ終わるともしれない戦いをしなくてはなりません。

ハデスとの最終決戦

しばらく繰り返される淡々とした攻撃の応酬。
淡々としているとはいっても、ハデスの攻撃のほとんどには何かしらの
状態異常が付与されており、冒険者の行動を阻害してきます。

(魔法で大きく削っていけば……)

そう考える冒険者でしたが、
ハデスの耳に光るメルヴィアンらしさをわずかに残したイヤリングが光り、
魔法バリアが展開されてしまいます。

アシェラ
「疲れを、痛みすらもまさか感じていないの……?」


ハデスの赤い羽根が展開し、攻撃が激化しはじめました。

アシェラとテオドールの協力もあり、
こちらの疲弊度を考えると、ハデスの方が不利になっているはず……なのですが。

テオドール
「ふむ、底が見えんな……。」


回復が無効化される攻撃などもあり、冒険者にとっては厳しい攻撃を続けるハデス。
その表情からは何もうかがうことが出来ません。

『聴ケ 傾聴セヨ 奇跡ノ福音ヲ』

突如、冒険者を襲う激しい虚脱感。
それでも冒険者も手を休めることはありませんでした。

『集、エ…… 我ガ 救済、ノ……』

ついに勝った!?

がっくりと膝をつくハデス。
それと同時にハーサーカを捕らえていた楔が砕け散りました。
それはハデスの力がもう及ばなくなってしまったことのあらわれでもありました。

大きな翼を羽ばたかせ、冒険者たちのいる場所まで浮上してきた
ハーサーカの足元には、モリマーとダラクァルンの亡骸もありました。

モリマーとダラクァルン、そしてハーサーカ

ハーサーカ
「この場に残してはおけぬからな。」


大きな犠牲でした。
しかし、ようやくハデスとの決着が……。

テオドール
「……まだだ。なにか、様子がおかしい。」


ハデスの身体からはまだ黒い瘴気が漂っていました。

『渦巻…… キ』
『……逆 巻ケ』
『常闇 ……ノ 奔流 ヨ……』


空に浮かぶ渦とハデス

天守の天井に再び何か黒い力が集まり始めていました。
それに吸い込まれるように、飛んでいくハデス。
ハデスが接近したことにより、黒い力は大きな渦となって顕在化しました。
ここまできてもなお、まだ何か奥の手でもあるというのでしょうか。

テオドール
「あなたは、それほどまでに……。」


冒険者のもつロスレーシャの実がキラリと光りました。
そして、アシェラの持つオーダーサインも強い輝きを放ち、
まるで何かの力に共鳴するかのように震えています。

ロスレーシャの実とオーダーサイン

ロスレーシャの実を取り出した冒険者の手から、
まるで渦に飛び込むように実が空へと向かっていきました。
その中で、小さいながらも強い光を放ち彼らの心に語りかけてきました。

『母なる大樹よ、その力を再びこの地に──』

さらに、胸元に抱えたオーダーサインを持つアシェラに

『──掲げるのだ──』
『──オーダーサインを──』


アシェラが鞘から剣を抜き、力強く掲げると、
その光はロスレーシャの実に向かってまっすぐと伸びていきました。

オーダーサインを掲げるアシェラ

『──放て、光龍の息吹を──!』

言葉を聞いたハーサーカが、息吹を渦の中心にあった輝きに向かって放ちました。

光龍の息吹

小さな光だったものは、激しく発光し大きな光となってすべてを照らしました。
その光からあらわれたのは……

その人物が持つ剣から繰り出された光刃はハデスを穿ちました。

ハデスを討つ!

そこに残ったのはメルヴィアンだった者の身体でした。

人の姿に戻った

--------------------------------------------------------------
ついにハデスとの決着がついた……のかな。

これまでにも何度か書いていますが、ハデスはどこまでも孤独だったのだろうと思います。
文中にも書きましたが、ハデスは最初は純粋に人に救いを与えるつもりで
沢山の人の嘆きや苦しみなどを聞いてきたんだと思います。
実際のところ、誰かをそこで救えたとしても、世界から見ると本当にちっぽけで、
いつまでも世界に悩みが尽きることはありません。

一方で、いつだって助けを求められる側であった彼の苦悩は
誰も聞いてあげることはなかった。
その苦しさは、彼の心を闇に誘い、歪んだ「救い」へと走らせたのかなぁと思います。

FF11の女神であるアルタナが「愛」の象徴なら、
このハデスはアルタナと対を成す「プロマシア」と同じような位置にいる気がしますね。
※ プロマシアは「再生なき完全なる死」を望み、実行した男神。

プロマシアが神から生まれたハデス的存在なら、
アドゥリンMのテオドールの主だった人物は、人から生まれたハデスということですね。

ハデス戦は戦黒白+赤(戦士さんの二垢)で攻略。フェイスはなし。
石化、麻痺、沈黙などに加え、スタン、ノックバック、
さらには回復不可に強化消し、強制衰弱まである特殊技のオンパレード。
ソロのときは特に麻痺と石化に気をつけたいところでしょうね。

壁を背にした戦闘がずっと出来ればそれに越したことはありませんが、
ヘイトリセット技があるので、ある程度ノックバックされたりは仕方ないと思います。
一緒に戦ってくれるアシェラもテオドールも結構タフですが、
テオドールはどうしても敵に接近しがちなのでHPが削られやすいので注意が必要です。
アシェラは普通にケアル出来ますが、テオドールはケアルでは回復出来ません。(ワルツでは可能)
この点もご注意を。

おそらくあと三回以内でこの振り返りも終わりになると思います。
とりあえずはハデスが最終的にどういうことになるのか、
そして、光からやってきた者がどういう人物なのか。

ラ・カザナル宮から出るまでが戦いですからね!


← ひとつ前の話 神の化身
→ 話のつづき 本当の別れ

  
コメント
コメントする











 管理者にだけ表示を許可する?

SPAM防止の為、画像認証を使用しております。お手数おかけします。

トラックバック
トラックバックURL
→http://lucent14.blog.fc2.com/tb.php/463-015a6ce6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)