【前回までの星唄M】
久しぶりに会ったギルガメッシュは冒険者(自分)のことを探していた。
最近航海の途中で助けた娘が冒険者の知り合いらしい。
まったく心あたりのない冒険者だったが、進言に従いノーグへと向かう。
初めて会ったはずの娘は冒険者のことを「師匠」と呼び、そして自身の境遇を話し始めた。
名前は「イロハ」というらしい。だが、突如目の前からその姿が消えてしまったのだった。

■ 第一の定め
イロハが消えてしまったという混乱もあり、状況を整理しようと
日を改めてギルガメッシュの元を訪れた冒険者。
イロハの行方についてはまだ分からないようだったが、
それ以外にも、ここ最近おかしな報告を各地で聞くことが増え、気にしているようだった。

いままで見たことのない化け物の話や、
似ているようでまったく違う別の場所に迷い込んだ話など。

こういった不思議な話は、ギルガメッシュ自身よりも、
彼の娘であるライオンのほうが専門だ。
彼女は世界中を旅しており、情報収集の能力にも長けている。
出会いはずいぶんと前のことだが、ヴァナディールの異変についても
かなり早くから気がついて独自に調べていたことを知っている。
彼女もまた過去に起こったヴァナディールの危機を救った立役者の一人である。

ふと、あたたかいものを感じた。
イロハから受け取った勾玉が淡く光っていたのだ。

勾玉が語りかけてきた

冒険者がそれを手に取ると、勾玉が直接冒険者に語りかけてきた。

……ホラ、デム、メア……クリスタルの……元へ……来るのだ……

各地にある巨大建造物。
それらは一般には「ホラの岩」などと呼ばれて知られていたが、
実はマザークリスタルからエネルギーを集めるための「アーク」と呼ばれる
古代人による大掛かりな装置だ。もちろん、それは冒険の果てに知ったことだ。
普通の人たちは恐らくそんなことは知らない事実だろう。

ギルガメッシュには声が聞こえなかったらしいが、
イロハはこの勾玉が冒険者をイロハの知る未来に導くと言っていた。
冒険者は声にしたがってそこへ行ってみることにした。


■ 天地の間に
勾玉に導かれた場所にいくと、そこにはライオンが倒れていた。
ライオンの身体は透けており、その姿は幻のように見えた。
彼女自身もこれが現実なのかどうか分からないらしいが、
冒険者とはきちんと意思の疎通が出来るようだった。

ライオンも同じ夢を見ていた

ライオン
この頃、白昼夢を……見るの。
皆が逃げ惑い、世界が闇に包まれて……


まるでイロハが話した未来のような夢。
ライオンの夢では母なるクリスタルから闇があふれ出していたという。
助けを求めているのかもしれないと話すライオン。

冒険者はイロハという娘が同じことを語っていたとライオンに話した。
ライオンは冒険者に夢の場所に言ってみて欲しいと提案した。

夢の場所……どこだろうか。
いくつかライオンにその場所を示してみた。
ライオンは「クフィム島」が一番しっくりきたようだった。


■ 理外の獅子

クフィムに現れた謎の渦

クフィム島に着くと、デルクフの塔の程近い場所に見慣れない闇の渦が出来ていた。

(一体なんだろうか?)

渦のそばに近づいたとき、聞き覚えのある声がした。

離れてください! そこは危険でございまする!

イロハだった。

この闇の渦はイロハたちの未来を食い尽くした闇と同じものらしい。
しかし、その忠告は一瞬遅く、冒険者の背後に魔物が現れた。
強さはさほどではなかったものの、イロハの忠告がなければ、
後ろからばっさりやられていたかもしれない。
魔物が倒れたことを確認し、再会できたイロハを見つめる冒険者だった。


■ 害毒の渦
色々と聞きたいことはあったが、イロハは自分が冒険者たちの前から
いきなり消えてしまったことなどは意に介していない様子だった。

それよりも渦の中に行ってみようと、先にイロハが中へと入っていってしまった。
確かに中の様子が気になる。冒険者は意を決してイロハのあとに続いた。

そして、その様子を何者かが見つめていた。

見つけたゾ……ヤツ、か……

仮面をつけたその者は一言つぶやくと、黒いもやに融けるように消えていった。
そして、そばで倒れていた魔物の身体からも同じようなもやが発生し、
まるで何かから力を得たかのように、魔物が再び立ち上がったのだった。

一方、渦の中に入ったイロハと冒険者が見たのは、
ヴァナディールのようで、ヴァナディールでない。
色のまったくないくすんだ世界だった。

聖地ジ・タのようだが……

かろうじて分かるのは、そこが、冒険者のいる世界では「聖地ジ・タ」と呼ばれる、
神秘的な森とそっくりであるということだけだった。

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お約束
・ 前提として、全てのミッションをクリア済み(三国ミッションも三国全てクリア済み)の状態でミッションを進めているとお考えください。
・ 登場人物も多いため、人物登場時にできるだけ違和感のない感じで説明を加えるようにしていますが、詳細な設定などについては、あえて省く場合があります。
・ 自身の感想部分については、該当部分をクリア時にメモした当時の感想をまとめています。

このあたりから、かなり細かくシナリオ(というかセリフが)分岐してきます。
なので、「あれ?」と違和感を持たれる場合もあるかもしれません。

仮面の人物についてはもやの演出といい、その後の魔物の復活というところの演出といい、
最近クリアしたアドゥリンMのハデスというか、タルタロスの演出にそっくりでした。

なにせこれまでのNPC総出演ということなので、
一人ひとりの扱われ方が今後気になってしまいます。


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