【前回までの星唄M】
ノーグに向かった冒険者は、周辺での異変の知らせを聞く。
その状況は冒険者たちがエスカで遭遇した出来事と酷似していたしていることが分かり、
冒険者たちは調査に向かうことになった。
調査の先で会ったのはイロハ以外の未来の者が連れてきたらしい「セイレーン」であった。
そこに現れた仮面の男。冒険者を狙うその男を間一髪で救ったイロハだったが、
同時にイロハは消えてしまう。

■ 迷えし聖獣
セイレーンの力を取り込んだと思われた仮面の男は、
海蛇の岩窟の出口に向かって逃げていった。
ザイドは即座にそれを追いかけ、冒険者もまたそれに続いた。

仮面の男を見付けた

ザイドの判断がよかったのだろう。海蛇の岩窟を出たところで男を見つけることができた。

ザイド
おい、おまえ!その仮面を取って、名を名乗れ!

男の身体から再びセイレーンが姿を現した。

その者、無の使者。無へ至る扉のカギ持つ者。
今、そこに、無の到来を生み出さん!


セイレーンが「闇」を召喚

自然を司るセイレーンには、いま自分たちのいる場所に「時空の歪み」を見ているようだった。
そして仮面の男が霧のように消えると、セイレーンの頭上にクフィムでみた「闇」を生み出した。

ザイド
仕方ない。「大いなるもの」だろうが、その闇、閉ざさせてもらうぞ!

セイレーンに挑もうとするザイドに、セイレーンはあの不思議な音のするベルを取り出した。
動きが封じられるザイド。しかし、その攻撃は冒険者には効かなかった。
それならばと、セイレーン自ら冒険者に攻撃をしかけてきた。

毎回捕らわれている気がするザイド

ヴァナ・ディールに古くから伝わるように、
セイレーンの攻撃はその声が強力な武器となっていた。
魔道士であればその呪文の声は封じられ、
攻撃を一身に受ける戦士たちは魅了されることもあった。
しかし、冒険者はこれを退けることに見事成功した。


■ 使者ヴォルトオスクーロ
冒険者に倒され、羽根をまるめるセイレーンの前に現れたのはまたもや仮面の男。

ヴォルトオスクーロ
オワリダ…… ……セイレーン……

「何か」を吸収しているように見える

手をかざすと、セイレーンから「何か」を吸収しているようだった。
そして、それを終えるとまたもや消えてしまった。

セイレーンが丸めた羽根を大きく広げた。
「何か」を奪われたようではあったが、そのことによってセイレーン自身は正気を取りもどしたのだ。
セイレーンは世界が滅んでしまった未来で、どうにもならずその心が蝕まれていく中、
あの男が目の前に現れ、男の身体に取り込んでくれたと語った。

ザイド
あいつは一体、何者なんだ?

その問いに、セイレーンは「大いなるもの」である自分自身より強大な力を持った存在だと答えた。
完全に自由にとはいかないまでも、あの時のない世界で動けたと。
本人は「無の使者」とは言ったものの、実際のことは分からない。
そもそも、あの男が自らの意思で動いているかどうかも分からない……と。

そして冒険者に告げた。

そなたは、あの存在と運命づけられているように感じる。
あのむすめごと同じようにな。


そうか、イロハもまたあの仮面の男とは縁があるのか。

未来を護りたいか?

セイレーンは機が熟せばあの男は必ず冒険者の前に現れると言い、
未来を護りたいならば、力を貸そうと申し出た。

(それは、願ってもないこと!)

大地に生きる者としてこの世界の未来を護りたいと冒険者は答えた。

我が力、そなたと共にあれ……

セイレーンの加護を得た!

これにより冒険者はセイレーンの加護を受けた。
そして、同時にノーグ周辺で起こっていた事件も解決したはずだ。
報告がてらギルガメッシュの元に向かうことにした。


■ 誰が為に鈴は鳴った
すでにザイドから今回のあらましを聞いたらしいギルガメッシュの元には、
天晶堂のアルドも来ていた。
アルドは確か別行動で色々と調べてくれていたはずだ。

ギルガメッシュに報告

アルドはイロハの語った「醴泉神社」について知っている者を探していたのだった。
岩窟で襲われた際に消えてしまったイロハの行方が分からない以上、
その者なら何か事情が分かるかもしれないとアルドは言った。

(その者とは?)

アルド
テンゼンという名の武士を知っているか?

あぁ、彼ならよく知っている。たしかに彼ならひんがしの出身だから事情に明るいだろう。
彼とも一度剣を交えているが、それにはテンゼンの深い葛藤の末という事情がある。
彼は「鳳凰丸」という刀を携えており、もちろんその実力も相当なものだ。
たしかひんがしの国に帰ったと聞いていた気がするのだが……。

アルドはひんがしの国に使者をやり、テンゼンの居場所を探しているところだといった。

ザイドはテンゼンが見つかるまでは、
色を失った聖地ジ・タ……エスカ-ジ・タについて調査をしようといってその場を去った。


第一章 <創造~あるいは生誕の唄> 完


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お約束
・ 前提として、全てのミッションをクリア済み(三国ミッションも三国全てクリア済み)の状態でミッションを進めているとお考えください。
・ 登場人物も多いため、人物登場時にできるだけ違和感のない感じで説明を加えるようにしていますが、詳細な設定などについては、あえて省く場合があります。
・ 自身の感想部分については、該当部分をクリア時にメモした当時の感想をまとめています。

第一章終了です。
今回の見所はどこか艶やかなセイレーンの美しい動きです。
それと、相変わらず肝心なところですぐに動きが封じられてしまうザイドさん……。
このツタに絡めとられて動けないというのは、冒険者が闇王を倒しに行ったときと
まったく同じシチュエーションなんですよね。
なので、見方を変えればセイレーンの鈴の音がトリガーになっていることからも、
そのときのツタの幻影が現れた……のかもしれませんね。

さて、セイレーンが途中で仮面の男に「取り込まれた」ではなく、
「取り込んでくれた」と語っているところにも私は注目したいと思います。
既に彼が良い存在ではないと認識したあとも、この表現を使ったということは
消えた未来の中でもがくことも出来ずにいたセイレーンをある意味「救った」と
セイレーンが考えているようにも見えます。

そして、その仮面の男「ヴォルトオスクーロ」(ついに名前が判明しました)もまた、
セイレーンの全てを奪うのではなく、別のものを奪っているようですね。
描写からそれが「闇」だというのは分かります。
闇、そして光。ふむふむ。

さて、第一章を終えたところで、ここまでのタイトルの頭文字を
縦読みするとある言葉が浮かび上がってきます。
もうかなり知られていることなので隠す必要はないと思いますが、

要反転 → >> ながいあいだありがとうございました <<
となっています。

次はいよいよテンゼン登場です。
多くの侍から「その鞘よこせ!」といわれたであろう人物です。


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