オーディンスフィア レイヴスラシル

PS4 / PS3 / Vita にて発売中の「オーディンスフィア レイヴスラシル」をプレイしてみました。
このゲームは2007年にPS2対応ソフトとして発売された「オーディンスフィア」のリメイク版です。
リメイクとは言ってもただの移植ではおさまらないほどの「大改造」なんだそうです。
本作にはPS2のときと同じシステムでHD化だけされている「クラシックモード」が実装されています。

「朧村正」や「ドラゴンズクラウン」で知られる「ヴァニラウェア」の製作。
その出来は約束されたものとまで言われていました。

PS2で発売されたときも気になっていたソフトだったんですが、
それでも購入しなかったのは、このゲームが「アクションゲーム」だから。
私はアクションゲームが得意ではないので、購入をためらってしまったんです。
それが今回は購入したわけは、デモ映像で見た美しく、自分好みのグラフィック。
ヴァルキリープロファイルを思い出させるような、どこか懐かしい横スクロールの画面。
そして最終的には体験版をプレイしてみてというのが最後の決め手でした。


さて、以下をお読みいただく前に、私のプレイ状況を。
・ Vita版でプレイ、旧作については未プレイ(クラシックモードも未プレイ)
・ 難易度はノーマルで進行中、進行度は全体の50%といったところ


■ どんなゲームなのか

少し懐かしい感じのする2D横スクロールアクションゲームです。
登場人物は5人ですが、誰からスタートしても良いというものではなく、
決められた順番に攻略していくスタイルです。
それぞれの視点で話を進めていき、最終的にその話が一つの話に
集結していくといった展開になっています。
※ 体験版では5人のキャラクターを自由に選んで試すことが出来ますよ。

どこか耽美なグラフィックに象徴されるように、
ストーリーはいかにも「お芝居」を見ているような雰囲気で展開されていきます。
時系列がバラバラのストーリーですが、
それぞれのタイムラインが一覧化されたものがあり、
理解を深めることが出来るようになっています。

またゲーム内で取得できる資料は「テキストアーカイブ」として、
その世界の説明に一役担ってくれています。
これらを集めるコレクション要素もあります。


■ 多彩なステージと素晴らしい音楽

マップの構成は大きく分けると、
雑魚戦のステージ、中ボス・ボス戦のステージの他に、レストエリアがあります。

基本は横スクロールアクションであるものの、
高いところへ移動していくような、縦に長いステージや、
二層構造になっているステージなどもあり、実に多彩です。

各マップの途中で商人から地図を購入することが出来るので、
全体の構造を把握することは比較的早い段階で出来るものの、
隠しエリアなどもあって、当然そこには隠されたスキルなどが存在します。

それらを見つけるのも、身体を小さくして隙間からみつけたり、
炎で氷を溶かしたりといった要素もあって、
マップ攻略に飽きないように作られているなぁと感じます。

それらを彩る音楽は崎元仁さん。
伝説のオウガバトル、タクティクスオウガ、
FFタクティクス、FF12、ベイグラントストーリーなど。
ステージにあった音楽も必聴ですよ。


■ 成長要素はHP、攻撃力、スキルの三本柱

待機モーションも複数あり、しかも美しい

キャラクターの成長に関しては、
食事をさせることでHPを底上げしていくことが可能です。

また、攻撃力(武器そのものの性能アップ)については、
実際のバトルで手に入る「フォゾン」を消費して強化するほか、
この「フォゾン」によって、攻略中に手に入れたスキルを強化させることが出来ます。

スキルに関しては、いわゆる武器に付随した「アクション」や「パッシブスキル」と、
キャラクターに付与されるポイントを使って覚えていく「パッシブスキル」があります。
前者はいわゆる必殺技みたいなやつですね。
後者はたとえば……「食事を摂ったときの経験値が+20%」といった感じのもの。

こういったところもからも、
個人的にはアクションゲームに軸足を置きながら、
RPGの要素もかなり強いゲームだと思いました。


■ アクションが苦手でもうまくなった気がする「快適さ」と「楽しさ」

なんといってもやはりコレを推したいです。

難易度は SWEET(易)、NORMAL(普)、EXPERT(難)の三種類と、クリア後にHELL。
トロフィーコンプなどにこだわる方の為に書いておくと、
難易度に影響されるトロフィーはありません。
また、何時間以内にクリア、何時間以上プレイしたといったようなトロフィーもありません。
戦闘評価に関するトロフィーは一つありますが、
難易度に関わらないので、SWEETで取得しても問題ありません。
難易度を下げるデメリットがないんですよね。これは嬉しい配慮。
なお、クラシックモードでプレイした場合はトロフィーが取得できないそうです。

アクションを出すのがとてもシンプル簡単で、
且つガンガンコンボが繋がるので、勝手にうまくなった気がしてしまいます。
本当はガードなんかもきちんと駆使するともっといいんでしょうけれど、
ほとんどまともに使えなくても、恰好がつくというのは結構ポイントが高いです。

ボス戦になると、敵の攻撃を避けたりといった行動も必要ですが、
滞空時間を利用して回避したり、スキルで弾いたり、色々な選択肢を取ることが出来ます。

また、苦戦するならば食事をとってレベルを上げることでHPが増えたり、
武器を鍛えて再挑戦することでいつかは勝てる仕様になっています。
これについては、先に書いた「フォゾン」が必要なので、
雑魚バトルを繰り返すといった部分も必要ではあるものの、
実は戦闘をしなくても「フォゾン」を手に入れる方法もあるので、
どうしても戦闘が苦手という場合はそういう方法をとることもできるんです。

それでも厳しい場合は、HELL以外はゲーム中に難易度を変更することも可能なので、
難易度を下げて挑戦するのもアリだと思います。
要はゴリ押しが出来てしまうんですよね。
私はこれを「快適」と受け取っています。

やはり、こういったゲームは爽快感が必要だと考えているので、
私にとっては簡単にコンボが出せて楽しい!と思えることや、
ダメージがポンポン表示されてていっぱい攻撃してる感がある!
みたいなのは大事です。

スキルの発動に必要な「PP」もすぐにたまっていくので、
通常攻撃と織り交ぜながらならば、
まず息切れすることはありませんのでその辺がすごく快適です。
敵を打ち上げてからの連続攻撃による無双も楽に出来て、
簡単に出来るのがアクション苦手な私からするとすごく「楽しい」です。

ちなみに私はここまでNORMALでずっとプレイしていますが、
さすがに全ステージ「S」でクリアとはいかないものの、
問題なくプレイできています。

攻撃、ガードを崩すための下段への攻撃、スキルの出し方くらいが
使うことが出来ればなんとかなっちゃいます。

私が出来るんだから「ヌルゲー?」と思う方もいるかもしれませんが、
ステージクリアを最高ランクのオールSでクリアしたいと考えた場合は、
決してそうではないと思います。
ただ、もともとアクションが得意な人でやり応えを求める人ならば、
最初からハードでチャレンジしてみてもいいのかもしれませんね。

あ、あと、アクションを使っていくうえで大事なこと。
敵キャラの処理についてなんですが、沢山敵が表示されたときに、
ひっかかりがあると気になるものですが、急にカクカクしたり、
ひっかかったりということも今のところ皆無です。これも快適!


■ アイテムを使う「意味」

食事の種類によってもモーションが変わります

薬品や食事、そしてスキル、あえて縛りプレイをしているならともかくとして、
本作では積極的に使っていくことで難易度以上に戦いやすくなる敵が存在します。
薬品・食事など、すぐに入手できるので積極的に使っていくのがオススメ。

キャラクターのHPを強化する「食事」については、戦闘中にとることも出来ます。
またレストエリアにて集めてきた食材を使った料理を食べることも出来ます。
このときの食事がまたひとつひとつきちんと描かれていて、
且つ、食べるモーションもちゃんと違うんですよね。本当に丁寧な作りです。


■ そのほか細かいこと

マップ内の移動については、一度クリアしたステージであれば、
マップの攻略途中であっても、どの場所からでも到達済みのレストエリアに
簡単にワープが出来るので、探索などをするのが楽です。

キーコンフィグもちゃんとあるので、自分の動かしやすいように設定できます。
Vita版についていうと、私は誤爆防止のために
十字キーを使ってキャラを移動させたりアクションを発動しているのですが、
このときにアナログスティックに当たってしまうことがあるんです。
アナログスティックを無効化するコンフィグがあるといいなぁと思いました。
どっちも選べるのが一番ですね。

どうしてもアクションゲーが苦手なプレイヤーなので、そちらに寄ったレビューになりましたが、
私の中での一番の魅力はとにかく緻密に描かれた美しい世界と、
それぞれのキャラクターに付随したストーリーです。
どういう終着点を迎えることになるんだろうと思いながら、今進めているところです。

(一個人の感想です。)


オーディンスフィア レイヴスラシル
2016年1月14日発売
公式サイトはこちら
PS4 / PS3 / Vita
一人プレイ用
複数セーブ可、クロスセーブ対応
パッケージ版 7,980円+税 ダウンロード版あり

  
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