世間では「ポケモンGO」の配信がいつスタートなのかと
ニュースでもにぎわっているところではありますが、
私は「世界樹の迷宮V-長き神話の果て-」の体験版が配信されたことが嬉しいです。
※ 22日「ポケモンGO」の配信がスタートしました。

今回の記事タイトルはおなじみの「してもよいし、しなくてもよい」です。
世界樹のテキストでもよく使われている表現です。

世界樹の迷宮V

世界樹シリーズはお気に入りで第一作目からプレイしているんですよね。
ただ、私が好きなシリーズってどちらかというと初期の頃のものなんです。
キャラクター色が強くなった「新・世界樹」シリーズは発売日に購入!とは
いかなかったのですが、それでもマップを実際に書きながら進めていくゲーム、
一歩一歩進む緊張感が好きなのでつい買ってやりこんでしまっているシリーズです。

※ 新・世界樹はあくまでもナンバリングタイトルのリメイク作品。
ただ、数多くのテコ入れやシステム追加がされており、
新作といっても良いほどのボリュームになっている。

今回は「新」はつかずに通常のナンバリングタイトルとして久々の発売となります。

早速ダウンロードしてプレイ。

お、この感覚は……。
私の好きだった初期の世界樹に戻ってる感じがしますよ!楽しみ!
まずは世界樹の迷宮をプレイしたことのない人に向けてどんなゲームか説明します。


■ 世界樹の迷宮って?

すでにシリーズ5作目なのでプレイしたことはなくても、
名前くらいは聞いたことあるという人も多いのではないでしょうか。

このゲームは、いわゆる3Dタイプの探索型RPGです。
パーティメンバーも含めた全ての冒険者キャラを自分でつくり、
好きな構成でダンジョンなどを進んでいくことになります。
実際のダンジョンを探索している途中は自己視点で進んでいきます。

世界樹の最大の特徴は、マップを3DSの画面に書き残しておけるということ。
3DSの二画面という特性を本当にうまく使っているんですよね。

それから、全体的に難易度が高めであるということも特徴です。
それでもウィザードリィあたりをプレイしたことがある人は、
世界樹でも「ヌルい!」という人もいます。

ただ、ウィザードリィで若干荒っぽい調整をされていた部分に関しては
丁寧な調整が施されており、救済措置もありますので、
難易度が高めながらも遊びやすいというのが私の考えです。
難易度調整がちゃんとあるので、
より困難に立ち向かうのが好きな方はそういった難易度で遊ぶこともできます。

キャラクターはレベルがあがるとスキルポイントが割り振られ、
自分の好きなようにキャラクターの方向性を決めていくことが出来ます。
火属性にすごく強い魔法使いとか万能型とかね。

また、このゲームではダンジョン内で得た素材を店に売ることによって
どんどんショップが充実していくので、
基本の流れは
ダンジョンに探索→モンスター討伐などで素材を集めつつ前進
→アイテムがいっぱいになったら戻るといった繰り返しになります。

さて、ここから実際に体験版をプレイしてみた感想です。

二つ名システム

■ キャラクターメイクにきっとまた悩む

最初に冒険者を登録していく作業があるのですが、
この時にできるキャラクターメイクが細かすぎてびっくりしました。

まず種族は4つ。職業は10種類。
職業については種族に紐づいていて、
4種類選べる種族と2種類選べる種族とが存在します。

キャラクターは2Dのキャラクターですが、
1つの職業につき特定の外見のキャラクターが男女で二種類×2パターン
+種族固有の見た目1種類が用意されています。

お気に入りの見た目を選んだあと、より細かいキャラメイクになりますが、
ここがすごかった。
見た目を変える要素として、髪・瞳・肌の色、そして声を変えることができます。
髪は地色とハイライトカラーなどもRGB調整で自在に変えられ、
瞳はオッドアイにすることも出来ます。
また、ボイスは男女ともに20種類から選べ、ボイスなしももちろんあります。
例えば見た目が女性の声は男性といった選び方も出来るのでかなり幅がありますね。

最初のキャラクターメイクで、
どういう職業の組み合わせでいくかを悩むのはこの手のゲームでは毎度のこと。
30キャラまで冒険者登録できるので、色々試したいですね。
職業についてはのちのち成長要素のひとつで「転職」も用意されていますよ。
さらに職業はのちに大い悩みそうな派生要素があるので、色々と試行錯誤できそうです。

私のいつものやり方だとメインパーティとサブパーティを作って、
さらに素材集め用の採集系のスキルに特化したキャラを作ったりって感じなんだけど、
今回はどうしようかなぁ。


■ 最大の特徴「地図を書く」

マップ画面右は「新・世界樹の迷宮2」のマッピングの画面ですが、マップを実際に書くというのはこんな感じで書いていけます。
通ってきた道、枠線などを書き込んでいき、さらに階段の場所、イベントのある場所、宝箱、隠し通路など、システムで用意されているアイコンを自分で地図上にのせていくことで自分だけの地図を作成していきます。
毒トラップが置かれた場所なら地図の道の色を紫にして……といったことも可能です。

もちろん、そういったのが面倒だという人のためにオートマッピングの機能もあります。
ただし、一部を除いてアイコンなどは自分で置いていかないとダメだったかな。

とはいえ、最初に書いたとおり、
このゲームの醍醐味のひとつとして自分だけの地図を作るというのもあるので、
ぜひ自分で記録していってみてほしいなーとは思いますね。

少し面白い機能としては、過去作にもついていた機能なのですが、
ダンジョンをオートで歩かせる機能がついています。
地図上にAからBまでは自動で歩かせると指定してルートを引くと、
キャラクターが勝手にオートで歩いていってくれます。
かなり強くなってから使うような機能だと思いますが、
毎回特定の場所へ採集しにいくといったルーチンワーク用に良いですよ。
(私は自分で動かすほうが好きなので使ったことのない機能です)

ダンジョンは最大30×35マスです。
実際に地図を書くときはズームして書きますので問題ありませんが、
それでも地図を描く際に必要なアイコンなどのUIが若干小さめかなと感じました。
ただ、私は旧来の3DSしか持っていないのでそう感じるだけで、
3DSLLを持っている人ならば気にならないと思います。

書き味というか、反応はとても良かったですね。
アイコンなどもぱっとつかめてぱっと置けて問題ありません。
道をたどるラインを入れるときもすいすい書くことが出来ました。
(過去作にはちょっとひっかかりを感じるものもあったので一応気にしています)

スタッフ1

■ バトルは独特の緊張感をもって

パーティメンバーは最大5人。
冒険者登録できる30人の中から選んで攻略に連れて行きます。
あえて一人で挑むことだって出来ますが、初心者さんにはオススメしません。

バトルは序盤から緊張感があります。
低レベル時は特に慎重に進む必要があるんですよ。
とりわけ扉を開けるときはドキドキです。
オートバトルでザクザクやれるのはもっと先。
敵が一体だったらほっとするレベルです。

また敵には弱点もあるのでそこを突いて倒すと、
まったく無傷で倒せたり、レアアイテムがドロップするといった要素もあります。
アイテムのコンプを目指すならば、力でゴリ押すだけではダメなことも。
(たとえば、壊れやすいアイテムを落とす場合、
物理でバッサリ切り捨てると全然ドロップしてくれないといった具合です)
そういった要素も含めて、ある程度自分が強くなるまでは
一体一体ときちんと戦うといったことが必要です。

一応敵の出やすさなども視覚化されているので、
そろそろ敵が出そうとなったら引き返すといった判断をすることも出来ます。

さらにフロアには強力な敵が存在します。
こちらも地図上と実際のダンジョンでも可視化されているので、
その動きの法則性を見極めながら進んだりして地図を埋めていくことになります。
最初は回避していったほうが全滅しなくていいですよ!


■ 結構遊べる体験版

体験版のボリュームとしては結構色々なことが出来るなぁと思える程度には
ボリュームがあるのですが、レベルは10までで特定フロアまでしかいけません。
当然のことですが、一部機能制限があります。
※キャラメイクは制限が一切入っていないそうです。
また、起動回数制限30回となっているので注意が必要です。
まぁ、これはスリープしておけば……。

セーブデータは製品版にも引き継げますが、SDカードに1つしか保存できません。
ただし、製品版はSDカードがあれば最大9個のセーブデータを持てるみたいです。

製品版に備えて少しアドバンテージのあるキャラクターを作っておくのも良いですね。

また、現在Twitterとの連動企画でキャラメイクキャンペーンが実施されています。
詳細はリンク先をご確認いただきたいのですが、
製品版はもちろん、体験版でも使える初心者用装備のDLCが公開されています。
現在のところ三種類のアイテムがQRコードを使って入手できるようになっているので、
ぜひ手に入れておきましょう。

スタッフ2

■ 原点回帰で楽しみ

世界樹の迷宮は新納一哉さんがディレクターで2007年に第一作目が発売されました。
「現代の自分たちが、ウィザードリィが生まれた時と同じ視点に立ったらどうなるか」(*1
というコンセプトのもとで製作されたそのゲームは難易度が高かったものの、
予想外の10万本近い売り上げを出してシリーズ化されました。
新納一哉さんといえば、今はドラゴンクエストビルダーズのディレクターとして知られていますね。

二作目は15.8万本、三作目は13.8万本、四作目に15.5万本と順調な売り上げで、
五作目が待たれていたところに「新・世界樹」シリーズがはじまります。

これは「新」とつきますが、あくまでもリメイク作品です。
ストーリーモードが追加され、いわゆる「プレイヤーキャラ」が設定されました。
キャラクターボイスなどもこのあたりで追加された要素ですね。
そのため、自分なりのRPGを作り上げてきた層にはあまり受けがよくなくて、
「1」は賛否両論あった作品です。
ただ、新・世界樹の迷宮は、ナンバリングの世界樹の迷宮が「難易度が高い」というイメージと
敷居の高さで、プレイヤー層が広がりにくかった状況を打破し、
もう少し拡げたいという意図は感じられるシリーズで、
続くシリーズ二作目は、1の問題点を解消しながら、ストーリーも実装し、
かなり良いリメイクになっていました。

ただ、ここに来てまたナンバリングタイトルにしたのは、
やはり世界樹に求められているものを追求したのかなーと。
実際、ダンジョンも「原点回帰」といわんばかりに、
今回はひたすら一ヶ所のダンジョンを深く深く潜っていく作りになっています。
(二作目は海、三作目は空が舞台で、
船や気球にのって移動し、複数のダンジョンをまたぎながらの攻略が多かった。)

本作のディレクター小森成雄さんは、
「世界樹シリーズの集大成という気持ちで作ってきましたが、
実際に一つの完成形に辿りつけたんじゃないかな」
とまでインタビュー(*2)でお話になっています。
今回は久しぶりに発売日に買ってみようかなと思いました。


世界樹の迷宮V 長き神話の果て公式サイト
2016年8月4日発売予定 Nintendo3DS対応
6,480円(税別)パッケージ版、ダウンロード版あり
ダウンロード版は事前予約ダウンロードあり
プレイ人数1人 セーブ数 SDカードに最大9


【関連記事】
*1 新納一哉氏インタビュー ファミ通.com 2006年7月7日掲載
*2 小森成雄氏インタビュー 4gamer 2016年5月14日掲載

世界樹の迷宮V 長き神話の果て
集え!冒険者たちキャラメイクキャンペーン

  
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